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2013年 11月 17日

薬剤最適化のための食事負荷試験

ブログのアクセス解析、時々チェックしますが、最近食事負荷試験での検索が一番多く、以前の記事に少し追加してみました。

数年間、食事負荷試験をかなりの数実施してきました。最近では、院長も私も少しなれて、空腹時と食後2時間で、それぞれ別の日に来院時にCPRを確認する方が多くなりました。
ただ、やはり迷ったら、食事負荷で4点すべて確認するようにしております。

杉本先生は、1日7点のSMBGで薬剤最適化をしておられますが、なかなか自己血糖測定と食事記録を書くのは難しいというので、院内で食事負荷を開始しました。
院内で実施する最大のメリットは、血糖値だけではなく、インスリン分泌も確認できるということです。保険請求で削られるため、持ち出しとなりますが、その意味を多くの先生に知っていただきたいですね。



勤務先のクリニックでは、最近食事負荷試験を頻繁にしております。
今まで、炭水化物(おにぎりだけ)でした事もありましたが、ゆで卵1個とトマト1個のおかずといっしょに、指定量の米飯(コンビニのおにぎり)を召し上がっていただき、食前、食後30分、1時間、2時間の血糖値とインスリン分泌能を確認いたします。

(おかずといっしょに食べた方が、血糖値の上昇がゆっくりになります。)
そして、実施中は、ブドウ糖負荷試験と同じく、院内で座って過ごしていただきます。(あえて運動の負荷で血糖値を下げたくないので・・)
インスリン分泌能は、インスリン(IRI)で見たこともありましたが、Cペプチドでと決定いたしました。
(将来インスリン治療となった際に、過去と比較するため)
この検査で、その方の炭水化物摂取量の上限をみたり、ご自身のインスリン分泌能を見ることで、今の薬の効果の確認もいたします。
CGMで有名な某先生が、ある薬では、朝・昼の食後の血糖値は下がらず、夕方を下げる場合がある(そのため間食をしてしまいかえって血糖コントロールが悪化する)との話をお聞きしてから、なかなか血糖値が改善しない場合、原因が何なのか(病態に合わない薬ではないか?)を確認するのに実施しております。


保険請求できるのは、Cペプチドは、2-3点で、4点だと削られるため今までは3点で実施していましたが、患者様の命をお預かりするのだからの一言で、院長が持ち出しで4点での実施となりました。(必要なところには、採算度外視の院長なので、私も10年以上置いていただいております)

インスリン分泌能は、千差万別、A1cが高いか低いかだけではなく、その方のインスリン分泌能に合わせた薬剤の選択が、治療の柱と痛感しております。


by ANB09968 | 2013-11-17 08:49 | 糖尿病 | Comments(0)


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