人気ブログランキング | 話題のタグを見る

DMsweetsの日々(糖尿病でも美味しく普通に)

dmsweets.exblog.jp
ブログトップ
2012年 07月 17日

研修会のご案内

こんにちは
ずっと参加したいと願っておりました、杉本先生の研修会が大阪で開催されます

栄養バランスに配慮した カーボカウント指導の実際

平成24年10月7日(日) 10:00~16:00

大手前栄養学院 
 大阪府大阪市中央区大手前2-1-88
  06-6941-7698

ちなみに、東京では
平成24年11月18日(日) 10:00~16:00
交通ビル 地下会議室
   東京都港区新橋5-15-5 交通ビルB1
   財団法人 国鉄労働会館
   03-3437-6733

開催にあたっての文章に先生の思いが凝縮されております。

ここ数年、食品交換表 versus カーボカウントという図式の議論が世間を賑わせています。しかし、真面目に栄養療法に取り組んでいる方なら分かると思いますが、これらはどちらも必要なもの。栄養素やエネルギーをカウントするバランス食はグーグルマップを用いて目的地をめざす役割(鷹の目)、カーボカウントはルート案内やストリートビューを用いて目的地をめざす役割(虫の目)に喩えることができます。バランス食が血中脂質の正常化や適正体重維持をめざすのに対し、カーボカウントは食後血糖値の正常化を志向し、患者の血糖管理に対する主体性習得を支援します。カーボカウント指導の実際は「患者が自らの体験を通して、当事者知を深めることを支援していくこと」に他なりません。多くの医療者は「患者はカーボカウントをマスターすることで、はじめて『血糖管理に対する主体性』を獲得する」ということに気づいていません。この体験は糖尿病患者にとって、とても大切です。これまで食品交換表に基づく指導は、血糖コントロールを改善したいという患者の気持ちに十分に寄り添って来ませんでした。これこそが食品交換表がもたらした最大の罪であると、演者は考えます。最近では食品交換表指導に対する反発から、PFCバランスの定義を放棄した栄養療法に注目が集まり、糖尿病患者の間にも混乱が生まれています。演者はまず、すべての糖尿病患者が「栄養バランスに配慮したカーボカウント指導」を受けられる時代を創造したいと考えています。本セミナーでは食品交換表とカーボカウントを連携した指導の実践方法を学び、さらにSMBGと食事記録から患者の食事に介入していく方法を、実際の症例から体験していただきたいと思っています。血糖管理に向き合う指導をマスターすることで、あなたと患者との関係は大きく変化するはずです。患者の血糖管理に向き合う指導をしたいと思っている栄養士さんの参加をお待ちしています。


講師の杉本 正毅(すぎもと まさたけ) 先生は、 患者様の心理を大切にすることと臨床のバランスが素晴らしく、ブログ・ツイッター、フェイスブックを使いこなして、いろいろな情報を発信しておられます。
私もいつも勉強させていただいております。
1日の研修会ということで、かなり内容の濃い研修会になるかと期待しております。

by ANB09968 | 2012-07-17 15:52 | お知らせ | Comments(0)


<< お電話いただきありがとうございました      今月の和菓子 >>