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DMsweetsの日々(糖尿病でも美味しく普通に)

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2011年 08月 28日

高齢患者のインスリン療法  パート1

日頃たくさんの患者様の経験をお聞きしているのですが、個人情報もあり公表するのは控えておりますが、今回は私の家族の事なので公表させていただきます。(かなり細かく長文ですが・・)

母は76才、インスリンを使って20年近くになります。
最近物忘れが気になるようになりました。
朝:ノボラピッド30ミックス10単位 昼:ノボラピッド3単位 夜:ノボラピッド30ミックス10単位
自己血糖測定の数字はかなりばらつき、食前が100以下~250まで、インスリンが混合できてないのか、市販のおやつなのか、注射の方法が悪いのか・・・離れて住むため謎が多く改善まで至りませんでした。

昨年末に早朝倒れ、その後検査しましたが異常なし。
8月13日(土)にも夜中の3時頃体調不良を訴えて、翌朝救急外来を受診しました。今回は発熱のため?ということでしたが、自己血糖測定のメモリーを確認すると血糖値59、低血糖で本人が測定していたようです。受診時の血糖値は300台と高かったのと、本人が低血糖の記憶が無かったためそのままでした。
ただいっしょにいた80才の父の恐怖は並大抵ではなく、家業と家事の両方を頑張っていましたが、その後体調を崩してしまいました。
お盆休みもはさんで時間がとれたので実家に帰り、まずは3食前と就寝前の血糖値の測定を開始しました。

特に3時におやつを食べなくても、夕食前の血糖値200前後、その後普通に夕食を食べて就寝前が100前後、低すぎるので牛乳+炭水化物をとらせても翌朝の血糖値は130・・・
とにかく就寝前の血糖値が低すぎ、今まで朝食前の血糖値が200前後の時は、おそらく夜間の低血糖の反動と考えられます。
とにかく木曜日の糖尿病外来に主治医の先生にインスリンの変更を相談するため、自己血糖測定と食事内容の記録を始めました。

高齢患者のインスリン療法  パート1_c0211702_11253678.jpg

実家で飼っている猫、姪に拾われて15年になります。

自宅では、家事・仕事・お菓子の事と忙しくしておりますが、実家では3人分の食事の用意程度で、後片付け・洗濯は母の担当、逆にパソコンの前に座る時間がとれて感謝!!です。

by ANB09968 | 2011-08-28 11:37 | 糖尿病 | Comments(2)
Commented at 2011-08-28 16:21 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ANB09968 at 2011-08-28 18:29
コメントありがとうございます。これはパート1ですが、その続きを早く書かないとと思いながらお昼寝しておりました・・
大変な書き出しですが、実は大変ではないんです。しいて言えばインスリンの変更を主治医の先生に相談するのが一番大変でした。今回は適切な薬剤の選択がどれだけ大切か、他の方のケースをご紹介する訳にはいかず、ちょうど母がいいケースとなったので紹介させていただきました。薬剤が適切であれば、食事・運動は50%の努力でいいと日々痛感しております。頑張らず、楽しみながらが私のモットーです。続きをお待ちくださいね・・


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